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世界は恐怖に満ちている [ことのは]

今年最後になりそうな更新は過去のノートをひっくり返していたら出てきた二つのことば。

人と関わることがとてつもなく恐怖になる病を癒すのは、しかし人との関わりの中にしかない――

そんな難しい命題を孕んだ、対照的な二つのことばです。

絶対に忘れてはいけないこの想い。
いま、改めてこれらのことばを噛み締めています。


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「世界は恐怖に満ちている」

人が怖い

心なく発せられる言葉が怖い
ぶしつけに浴びせられる視線が怖い

それらに何も他意はないとしても
私はそこに悪意を見る
想像の中の悪意に傷付けられる

そんな風に感じる自分の心が
そんな風に考えてしまう自分の意識が

誰よりも何よりも一番怖い

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「蜘蛛の糸」

思いもかけず人の優しさに触れた時
なぜだか心がじんわりした

諦めと虚しさの中に埋もれてしまった私の心
もう何も生きていく希望などないと思っていたのに

人のくれた優しさに
生きるということの意味を少し取り戻す

心の機微を喪ってしまった私にも
まだこうして感じられる心が残っていたのだと

じんわりと熱い目頭と共に実感する


人は人と関わってしか生きていけない
人は世界と関わらなければ生きていけない

そんな当たり前の現実を
改めて私に教えてくれた

失敗の向こう側 [ことのは]

傷つきやすいこころを守るため、失敗することを極度に恐れて生きてきた過去の自分に。
愛をこめて。

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失敗からしか
人は学ぶことができない

失敗ときちんと向き合った人だけが
本当に大切なことを得ることができる

数限りない失敗を積み重ねた上にこそ
豊かな人生は立ち顕れる

失敗することを怖れてもいい
失敗することで深く傷付いて倒れてもいい

目の前の現実から目を背けず
受け止めようとするこころを育てればそれでいい

その小さな積み重ねの先にこそ
自分を本当に救う道が見えてくる

世界が灰色に変わる時 [ことのは]

世界が灰色に見える時
僕の感情は色をなくす

色とりどりの華やかな感情は影を潜め

暗く重い感情の澱がまとわりつく


胃の奥底に圧し溜まる不快感

全身に重くのし掛かる息苦しさ


同じ景色のはずなのに

見える世界は冷たく色褪せて突き刺さる


世界が私を拒絶するのか

私が世界を拒絶するのか


存在することが針のむしろである現実に

この世界に重なりあって存在するもう1つの現実に

いったい何が

僕をずらしていくのだろう

再利用いろいろ [ことのは]

過去ノート整理していたら、ちょっと書きかけて塩漬けにしたブログ原稿が幾つか出てきたので、せっかくだから再利用。

短いことばが多いですが、まあ集めればそれなりに見映えがするようになるかな?^^;
#いや、続きを書いていくのが決して面倒くさいとかいう訳ではなくて^^;;;

とはいえエッセンスというか、これが一番言いたかった、降ってきたことばが集まってるので、ちゃんと言霊はこもっていることを保証します。

これらを読んで、何か感じてくれたら嬉しいな☆

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『大切なのは…』

大切なのは自分の言葉で考えること

自分のうちから出ることば

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『色眼鏡』

自分が色眼鏡をかけているのに気付かなければ

決して目の前の花の本当の色は分からない


自分自身が見る現実がどれだけ歪んでいたとしても

それに気付くことはない

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『満たされない心』

満たされない奴は

どこへ行っても

何をしても

決して満たされることはないだろう


満たされない本当の原因は

自分のなかにこそ存在するのだから…

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『ままならなさの源流』

ままならない現実に直面すると

誰もが周りを変えようとする

周りに原因があると考える


本当は自分の内部に原因が存在するかもしれないのに

本気でそれを見ようとしない

その根の深さに気付けない…

空白 [ことのは]

なにもかもが気だるい苦しさに包まれる

何も考えたくない

そんな時間…

病気になって変わるもの [ことのは]

朝食を作っている時に不意に降ってきたことばを消えないうちにメモ。

たぶんかなり大切なことだと思います。

#おかげでむちゃくちゃお腹空きました^^;

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『病気になると変わるもの』


人はなぜ

大病を患うと人生が変わるのだろう


その病気が
精神的なものにせよ
肉体的なものにせよ

己の人生観、価値観、考え方、
更にはものの見かたや感じかたまで

これまでの自分からは信じられないくらい

劇的に変わることが珍しくない



これは健常な自分が属していた社会から

一時的にせよドロップアウトすることで

自分の人生に改めて向き合うからかもしれない



病気やその後遺症によって

今までみたいに
生きられなくなるからかもしれない


それらもたぶんあるのだろう


人生観、価値観、考え方…

文化的、社会的なものから派生したものへは

このような

状況の変化が強く影響するのは間違いない



でも

それだけでは説明できない不思議なことは

ものの見かたや感じかた…

感覚に属するものが変化すること


自分の感じ認識する世界が

文字通り書き換えられること


価値観などが変わるのも

元を正せば

それが全てのベースにあると

そう言えるのかもしれない



それはなぜ起こるのだろう…

その変化はなにが変わったことによって起きたのだろう…



この変化を引き起こしたもの…


それはきっと…


多くの現代人が忘れ
ないがしろにしてしまっている

生物としての「生のからだ」と

病気を機に

正面から向き合わざるを得なくなること

なのかもしれない


生のからだの感覚を

今まで以上に
鋭敏に

意識するようになる
からなのかもしれない



それにより

文字通り意識する感覚が刷新される…


そういうことなのかもしれない

魂の導くものは [ことのは]

自分の身に病気という形で現れたこれが
もし魂の叫びだとしたら

それはなにか
大切なものを伝えようとしてくれているのかもしれない


現代社会のシステムに過剰に適応していた自分に
改めてそれは本当に正しいことなのか
突きつけてくる魂の声


自分を縛っていた価値観の
外に出ないと決して見えなかった大切な世界

それを知らしめるための魂の声


魂の識る豊かな世界を感じることができるように

魂はいま

僕を変質させている


虚無にまみれた世界のなかで [ことのは]

だいじょうぶ

僕はまだ

こころを失ってはいない

共鳴する音しない音 [ことのは]

快調なときと不調なとき

聴ける音が違っている


こころが落ち込んでいるときは

落ち着いた染みいる音が聴きたくなる

アップテンポやリズミカルな音

大きな音やかん高い音は

例え好きでも聴けなくなる

ざわざわして溢れそうなこころに弾かれる


こころが弾んでいるときは

リズミカルなアッパーチューンが良く響き

こころが燃えているときは

力強い音によく共鳴する


こころとからだの状態によって

受け付けられる音がそもそも違う

奥底まで響く音は大きく違う


こころとからだの状態に

共鳴する音しない音

こう考えていくとおもしろい



してみると

落ち込んでいるとき

元気な人の励ましがなぜか辛かったりするのは

言葉の内容がどうという以前に

その声自体がそもそも不協和音に響いている

そういうこともあるのかもしれない

こころがつらいと感じるとき [ことのは]

こころとからだは繋がっている

こころの負担はからだの不調を引き起こし

からだの負担は心の不調を引き起こす


ここ最近

少しからだに無理をかけた

こころは充実していたが

からだに負荷が溜まっている


こういう時はちょっと辛い

こころがからだに引っ張られる


このままこころが沈まぬように

こころのペースを少し落とし

からだを労り過ごそうか

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